NIKKA WHISKY80周年にあたり、1年以上前から準備を重ね、イベント・ムービー・新商品発売・WEBサイトなどを展開。
ドラマにより巻き起こったウイスキーブームも拍車をかけ、この年のNIKKA WHISKYは飛躍的な売り上げを達成しました。
当時、ウイスキー市場は、ハイボールブームにより、国産ウイスキーの売上は増加傾向にありましたが、一方で、ウイスキーブランドの認知向上や、新規ユーザーの獲得が進まない状況でした。
80周年を機会に、新規ウイスキーカテゴリーユーザーをターゲットに、国産ウイスキーについて興味を持ってもらうことを重点に、企画を組み立てました。
NIKKA WHISKYの80周年にあたり、創業者である竹鶴政孝氏に着目。
80年前、なぜNIKKA WHISKYが誕生したのか、「日本のウイスキーの父」と呼ばれた、竹鶴政孝が“未開の地”日本でウイスキーをつくろうとした、夢と情熱を描くことで、NIKKA WHISKYのウイスキーづくりに対する、強いこだわりと愛情を共有できることを、ブランド戦略として提案、クリエーティブに展開しました。
調査の結果、ハイボールユーザーとウイスキーユーザーの間には、ウイスキーブランドへの認知・興味に大きな差があることを確認。
この溝を埋めるべく、まずはウイスキーというお酒について、作り手の視点で、ウイスキーづくりに対する誇りや愛情を通して、ウイスキーそのものの魅力について周知することを方針としました。
80年前、創業者の竹鶴政孝氏が目指した、スコッチに負けない本物のウイスキーづくり。その想いと情熱を「心を熱くするウイスキー」というキャッチコピーに込めて、NIKKA WHISKY80周年のロゴマークをはじめ、イベント・ムービー・新商品開発・WEBサイトなど、タッチポイントを複数設計し、ブランドの世界観を多面的に表現しました。